喘息パンクス

ノウェール王国史上、最も血生臭い戦乱の時代……傭兵団を率いる女団長ジュリアは、幾多の戦場で血と汗に塗れてきた。しかし、貴族たちの果てしない権力闘争を目の当たりにした彼女は武器を捨て、傭兵団を抜け、南方の荒野を独り歩き始めた。旅の途中、小さな

九州の端にある、小さな島の港町―太陽が燦々と輝くその町で育った、幼馴染の茜と祐輔。何もない町で、彼らの日常は単調に過ぎていくだけだったがある思い出話をきっかけに、二人は急速に距離を縮め始める。不器用ながらもカラダの反応を確かめ合う中でやがて