夢迷屋

浄化の儀式にその身を捧げ、悶えくるう巫女の献身。 九田糸村、山間の小さな村。「柊かさね」は浄化の巫女に選ばれた。村に流れ着く穢れやわざわいを受け止め、村を守ってくれる神様たちの穢れをぬぐい、清め、慰めるための巫女に。しかし、人の身で神々を清

九累の火と呼ばれる浄化の力を宿した巫女が、村の守り神さまの穢れを祓う儀式に挑む。人の身では耐えきれない穢れの毒と熱、だが九累の火を宿した巫女にとって、その穢れが浄化される瞬間は無類の快楽となる。ふれただけで穢れを浄化できる「柊木カサネ」は全